



中小ビジネスを伸ばすデジタル5つの活かし方
ここからはじめる中小ビジネスのDX
本書は、中小ビジネスが「デジタル」という便利な道具を経営にフル活用するための方法・視点をまとめた本です。DX(デジタル・トランスフォーメーション)元年と言われる2021年ですが、多くの中小ビジネスが、「なぜ今、デジタルなのか。」「デジタルにどう向き合えばいいのか。」
「デジタルは経営にどう役立つのか。」そんな疑問、迷い、焦り、不安を抱えているのではないでしょうか。
スタッフ数の少ない中小企業の現場では、どうしても一人一人の経験やスキル、個性に依存してしまいます。しかし、世の中から求められるサービス水準は否応なしに少しずつ高まっていく。担当者による成果のバラツキやムリ・ムラ・ムダを減らして、現場の業務の品質を高めることをお客様や取引先から求められるようになっている。
本書では、中小企業や農業者等の中小ビジネスが実際にIT活用・デジタル活用に奮闘してきた実例を徹底分析して、いま目の前にあるデジタル技術をどう活かせば会社経営の力とできるのか体系化した「デジタル-5つの活かし方」というフレームワークを紹介。 デジタルの活用で引き続き現場の機動力を伸ばしながら、業務の品質も高めていける取り組み方を解説します。
こんな特徴があります。
●必要な時に参照する参考書として利用できる
●中小規模の事業者の現場実態に即した内容で応用しやすい
●社内で読み合わせするなどしてデジタル人材育成にも役立つ
こんな方におすすめです。
●デジタルの活かし方を体系的に学びたい
●技術論ではなく経営に活かす方法論を知りたい
●必要な時に拾い読みして手軽にヒントを得たい
[デジタル5つの活かし方]
・体幹力
お客様からのお問い合わせや応対の履歴を記録し、蓄積しているか
業務で発生した情報は各自でバラバラに記録・保管せず、社内で共有しているか
・基礎体力
社内・社外の場所を問わず、どこからでも、いつでも必要な情報にアクセスできるか
会社の情報は決められた場所に格納され、一元管理されているか
・回転力
業務の省力化とスピードアップのためのシステムを整備しているか
デジタルツールを活用してみたい、という現場からの提案を大切にしているか
・伝える力
経営理念に基づき、自社の魅力を最も的確に表現するメッセージを定め、徹底しているか
お客様や取引先にアンケート調査を定期的に実施しているか
・つながる力
オンラインでのデータの授受や取引で発生する帳票の電子化を進めているか
社外との連携を前提に、社内の価値観や優先順位、ルールや制度を少しずつすり合わせているか
内容
第1章 目の前にあるデジタル
第2章 答えは中小ビジネスの現場にあった
第3章 デジタル-5つの活かし方
第4章 デジタル経営をはじめよう
想定読者
すべての中小ビジネスの経営者
中小ビジネスの現場で奮闘するリーダー
中小ビジネスを支える行政・支援機関職員
中小ビジネスを支える士業・コンサルタント
ページ数:212ページ
寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
出版社 : ブイツーソリューション (2021/7/21)
発売日 : 2021/7/21
著者 : 堀 明人、飯村 和浩、坂本 ゆみか、倉田 一範
※送料無料でお届けいたします